エンゲージメントの総合結果、今の会社に満足している社員は約4割
少子高齢化や人口減少を背景に、人材の採用難を感じる企業も多いだろう。このような環境の変化から、社員の会社に対する愛着心や思い入れを表す「エンゲージメント」という言葉にも関心が高まっている。今回同社では、エンゲージメントを図る指標として、満足度と離職意向に関する質問を元に分析を行った。まず、エンゲージメントを総合的に図るため、「あなたは、今の職場で働くことに満足していますか」、「あなたは、この職場で働き続けたいと思っていますか」と質問した。最初の質問で満足を示した人は38.7%(あてはまる:10.5%/どちらかといえばあてはまる:28.2%)だったが、一方で2つ目の質問では「あてはまらない」(13.1%)、「どちらかといえばあてはまらない」(12.5%)と回答した人が25.6%に及び、3割弱の人に離職意向があることを示す結果となった。