ユームテクノロジージャパン株式会社は12月4日、「Performance Learning Award 2024」を開催した。「Performance Learning(パフォーマンスラーニング)」とは、ビジネスの成果と生産性を向上させ、競争において優位に立つ学びのことを言う。つまり今回のイベントは、業績や経営インパクトに直結させることができる企業の学びの取り組みを表彰する式典である。過去最多の45社がエントリーした今年度、社内向け教育に関する取り組みを表彰する「企業部門」で、栄えある最優秀賞に輝いたのはアステラス製薬株式会社だ。同社は、「UMU」のラーニングサークルを活用した新たなラーニングデザインを導入し、新入社員の「自律型人材」への早期育成を図ることで、営業部門全体の活性化やコスト削減に成功した。どのように新入社員に学習を促し、いかにして実績につなげたのか。表彰式で発表されたその革新的な取り組み内容をお伝えしよう。
Performance Learning Award 2024,アステラス製薬

「新人が自分たちで考えて実行・改良していく」がコンセプトの新たなラーニングデザイン導入の背景

人的資本経営の重要性が高まる現代のビジネス環境において、「学び」は企業の競争優位性を確立するための不可欠な要素となってきている。その中でユームテクノロジージャパン株式会社が開催した「Performance Learning Award 2024」では、生産性向上やコスト削減につながる先進的な「学び」の取り組み事例が発表された。

同イベントの表彰は、社内教育に関する取り組みを表彰する「企業部門」と、社外向けの教育に関する取り組みを表彰する「プロフェッショナルパートナー部門」の二つに分かれている。特に「企業部門」で表彰された取り組みは、人事担当者に大きな気づきを与えるものであり、その中でも最優秀賞に輝いたアステラス製薬の事例は、自律型人材の育成に関する一つの“型”となるようなエポックメイキングなものであった。

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