
「新入社員研修」実施率は7割弱。期間は短期(2日)と長期(1ヵ月以上)に2極化
はじめに同社は、「勤務先で新入社員研修(※)は実施されているか?」を尋ねた。その結果、「実施している」が69.2%となり、約7割にのぼることがわかった。※「新入社員」は新卒・中途の両方、「研修」はOJTを含まない人事部管轄で行うものを指す。

あわせて「研修内容」についても質問すると、1位は「自社理解のための座学」で72.2%となった。以降は「ビジネスマナー研修」(71.5%)や「業界理解のための座学」(63.1%)などが上位となったほか、「実務関連のロールプレイング」(26.8%)にも一定数の回答があった。

研修期間中のランチ事情
また、同社は“新入社員研修期間のランチ事情”についても調べている。まず、「研修期間中のランチ(食事)はどのようにしていたか」を聞くと、「各自で購入して食べる」が47.4%で最多となり、「お弁当支給(会社負担)」が29.3%で続いた。この結果について、後者の「お弁当を支給している理由」を人事・総務などの研修担当者を対象に聞いたところ、トップは「社員同士のコミュニケーション活性化のため」との回答で、38.7%となった。

入社したての頃の悩み。4割が「上司・先輩に話しかけづらかった」
次に、「回答者自身が新入社員・入社したてだった頃の悩み」を挙げてもらうと、「上司・先輩社員に話しかけづらかった」(40.8%)、「職場内の人間関係」(27.2%)がトップ2だった。
他方で、「上司・先輩社員に話しかけづらかった」という悩みを挙げた人のうち、「配属先チームメンバーと外食していた」と回答した人はわずか12.9%と少数となっていた。
また、「社内の人間関係に悩みがあった」(悩みの2位)という人のランチの過ごし方については、「各自お弁当などを購入して食べる」(49.7%)、「ひとりで外食・お弁当などを食べる」(20.4%)などが上位であるのに対し、「配属先チームメンバーと外食」とした人はわずか15.6%だった。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000007949.html