その全容と手法を、いち早く導入した企業の取り組み事例を盛り込みながら紹介します。
――合同フォレストHPより
「健康経営」が当たり前の社会にすることが、これから訪れる不景気を乗り切る手段になる
「健康経営」は、一つの経営手法です。つまり、他の経営手法を採用し、「健康経営」に取り組まなくてもかまいません。ただ本書を読み終わる頃には、取り組まないと、これから訪れる不景気を乗り切れない、または会社存続のために必要な経営手法だと思っていただけるはずです。――「はじめに」より「従業員への健康投資は、活力向上や生産性の向上など組織の活性化をもたらし、業績も株価も向上する」という考えのもと、経済産業省を中心に国を挙げて推進している「健康経営」。
その全容と手法を、いち早く導入した企業の取り組み事例を盛り込みながら紹介します。
【目次】
はじめに 健康経営ブームと今後の課題
第1章 経営戦略の流れからみる健康経営
1 企業における戦略/2 イノベーション/3 環境経営/4 CSRとCSV/5 SDGsとEGS投資
第2章 健康経営の歴史
1 健康経営と先行研究/2 日本における普及/3 他省庁や自治体の取り組み/4 ブームの理由/5 現在の「健康経営」は生産安全や労働衛生の延長
第3章 戦略としての「健康経営」
1 期待される五つの効果とアメリカとの違い/2 日本独自の健康経営と期待できる効果/3 イメージアップとリクルート効果/4 大学生アンケートからみる健康経営/5 健康経営の誤解
第4章 投資効果を上げる健康経営の取り組み
1 健康経営銘柄、健康経営優良法人への取り組み/2 取り組みの基本/3 波及効果と効果を最大化する健康経営方/4 日本で初めての投資リターンと効果測定/5 「働き方改革」との関係
第5章 最新の「健康経営」取り組み事例
1 株式会社富士通ゼネラル(健康経営推進室 室長 佐藤光弘)/2 ヤフー株式会社(グッドコンディション推進室 川村由起子)/3 SCS株式会社(ライフサポート推進部 副部長 杉岡孝祐)
健康経営パイオニアが指南する実行プロセスの手引き
株式会社フジクラ(CHO補佐)兼株式会社フジクラ 健康社会研究所(代表取締役 浅野健一郎)
おわりに 健康経営が当たり前の社会へ
※ 健康経営®は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
- 1