スタバカード配布の説明会も
次に、「印象のよかったセミナー・会社説明会」についてもトップ20の企業の顔ぶれを見てみましょう。まずは文系のランキングです[図表6]。1位は「みずほフィナンシャルグループ」、2位は「日本航空(JAL)」と「東京海上日動火災保険」が同数で並び、採用ホームページでトップだった「全日本空輸(ANA)」は13位となっています。採用ホームページランキングのトップ20には入っていなくて、こちらのトップ10にランクインしているのは、6位の「三菱UFJ信託銀行」と9位の「ジェーシービー」です。上位企業の理由コメントを見てみましょう。・職種ごとにブースが分かれており、テーマパークを回っているようでワクワクしたから(中堅私立大)
・内定者の方からの紹介で受けた会社説明会は、少人数でざっくばらんに質問に答えてくださり、またとても雰囲気がよかった(中堅私立大)
・企業説明をする社員さんの立ち振る舞いはある意味、その企業の最初の印象につながる。説明の仕方などがきちんとしていた(上位私立大)
・社員の方の実際の体験談を聞くことができて、実際の業務のイメージができた(上位国公立大)
・佐藤社長が登壇なさって直接お話を聞く機会を得られたから。あれだけ大きい企業のトップの話を直接聞かせてもらえたのはみずほだけでした(旧帝大クラス)
・何度も行員の方のお話を聞く機会があり、自分がどんな仕事をするのか、どんな環境でどんな人と働くのかイメージしやすかった(旧帝大クラス)
・社員の方の雰囲気が良かった。また、職種や大学ごとにセミナー開催があり、企業研究をしやすかった(その他私立大)
[2位]日本航空(JAL)
・人事の方以外も学生目線で話してくれたから(中堅私立大)
・社員の方が、会社説明会後も残り時間を割いてまで学生と話をしてくれている姿が印象的だった(早慶クラス)
・大企業なのに近い距離で話を聞くことができたから(早慶クラス)
・実際に制服で登場して、目でも楽しめる説明会だったから(早慶クラス)
・社員の方、人事の方、内定者の方のお話が聞けたから。雰囲気も優しく、緊張もほぐしてくださり、終わった後はみんながやっぱりJALがいいねというほど和やかであった(早慶クラス)
・社員の方の雰囲気がとても良く、入りたい!と思えるような内容であった。スライドもとても鳥肌が立つぐらいかっこよく、魅力的であった(上位私立大)
[2位]東京海上日動火災保険
・体験型のセミナーがあり、仕事についての理解がより深まった(中堅私立大)
・学校ごとにセミナーを開催しており、同じ大学出身の内定者とも話す機会を提供してくれたから(早慶クラス)
・大学限定セミナーや女性限定セミナーなど、セミナーが幅広かったから(早慶クラス)
・雰囲気が良かったのとスターバックスカードをくれたため(早慶クラス)
・実際に働いている社員の方に詳しくお話を伺うことができたから(上位私立大)
・会社の風土を知ってほしいという思いを強く感じることができたから(旧帝大クラス)
・さまざまな部門、年代の方との座談会の時間がたっぷりとられていたため(旧帝大クラス)
[6位]三菱UFJ信託銀行
・部門で細かく時間帯が設定されており、すべて聞くことも可能であった。短い時間だったが、職種の魅力をとても感じることのできた時間だった。またその後に実際に働いている方との質問会もあり、とても有意義だった(中堅私立大)
・座談会などがあり、現場の生の声がもらえたため(早慶クラス)
・社員の人柄。また、内定者座談会での内定者の雰囲気も良かった(早慶クラス)
・企業の説明だけでなく、就活に対してのアドバイスをもらえたから(上位私立大)
・働いている社員の方が、質問に対し丁寧に答えてくれた。選考フローからも、一人ひとりの学生と向き合おうとする姿勢を感じたこと。金融業界なのにリクルーター制度を採っていないこと(上位私立大)
[9位]ジェーシービー
・参加者限定で次の説明会への参加権が与えられた(中堅私立大)
・業務理解ワークがあり、理解を深めることができた(早慶クラス)
・セミナーで緊張していたが社員の方から明るく接してくれ、社員の方とも参加した学生とも明るく楽しくできたため(上位私立大)
・飽きさせない構成になっていたし、会社の魅力もよく伝わった(上位国公立大)
[14位]SCSK
・人事の方の雰囲気、福利厚生が魅力的であった(中堅私立大)
・時間が手短で必要な内容が入っていた(中堅私立大)
・ホワイト企業だと伝わった(早慶クラス)
・人事が私のことを覚えていてくれたため(上位私立大)