
約3割のエンジニア学生が就活解禁日前に内定を保有
2025年までに日本で約79万人のIT・デジタル人材が不足するという「2025年問題」。経済産業省の報告書で予測されていたように、現在、多くの企業がエンジニア職の採用を活発化させている。その背景には、競争力強化に向けたDX推進や生成AI活用のため、エンジニア人材の需要がより一層高まっている実態がある。今回の調査において、レバテックは26卒学生に「現在の就活状況と就職活動を始めた時期」を尋ねた。すると、就活解禁日(2025年3月1日)より前の調査時点で、「既に内定を承諾し、就職活動を終えている」が12%、「内定を持っているが、就職活動を継続している」が19.2%となった。合計すると、就活解禁前の時点で内定を保有しているエンジニア志望学生は31.2%と、3割に達することがわかった。
なお、エンジニア職種以外の志望者の同値(内定保有率)は、「既に内定を承諾し、就職活動を終えている」が5.5%、「内定を持っているが、就職活動を継続している」が14%で、合計19.5%と2割に満たない。両者を比較すると、エンジニア職の志望者の方が約10ポイント高く、早期に内定を得ている傾向が明らかとなった。

このように早期内定保有者が多い要因としては、企業側の早期採用活動やインターンシップの活用が挙げられる。優秀な人材を確保するためには早期から採用活動を展開し、学生との接点を増やすことが求められそうだ。

生成AI活用企業への志望度が高い
さらに、調査では「生成AIの業務使用を認める企業への志望度」ついても聞いている。すると、「志望度が大幅に上がる」が9.6%、「志望度が少し上がる」が34.4%となり、合計で44%となった。4割強のエンジニア志望学生が「生成AI使用を認める企業は志望度が上がる」と考えているようだ。なお、この数値はエンジニア職以外を志望する学生よりも22ポイント高く、新しい技術への関心と業務効率化への期待がうかがえる結果となった。
生成AI活用による業務効率化や技術革新への取り組みは、学生から見た企業選択の重要な要素となっている。企業は技術導入だけでなく、その活用方針や成果を明確に伝えることで、優秀なエンジニア志望学生からの支持を得られる可能性が高まると考えられる。

転職意識の高い新卒エンジニア
最後に、同社が「キャリア形成にあたって転職を一つの手段として検討しているか」を聞いたところ、「検討している」が19.2%、「どちらかというと検討している」が43.2%となり、これらを合わせると62.4%だった。26卒エンジニア志望学生の6割以上が、入社前に既に転職を視野に入れていることも明らかになった。なお、エンジニア職以外の志望者の同値は合計52.5%で、エンジニア職志望者の回答結果を11.5ポイント下回っている。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000742.000010591.html