約半数の学生が「大学1・2年次」からインターンシップの情報収集を開始
25卒以降、「長期休暇中に実施」、「開催日数5日以上」、「開催日数の半数以上は、職場での就業体験を実施」などといった一定の条件において、インターンシップと採用の連携が可能となり、さらに職場体験を含まない「オープン・カンパニー」のカテゴリも新設された。就活ルールが変更となって2期目となる26卒において、就活生はどの程度インターンシップに参加しているのだろうか。はじめに学情が、「就職活動準備やインターンシップの情報収集を始めた時期」について尋ねた結果、最多となったのは「大学3年生の6月~9月」で22.6%だった。他方、「大学1年生のとき」との回答は20.9%となっており、2割の学生が大学1年次から情報収集を始めていることがわかった。さらに、“大学2年次”との回答を合計すると24.8%となり、“1年次”と合わせると、半数に迫る学生が大学1・2年次からインターンシップの情報収集を始めているようだ。
約4割が「5社以上」のインターンシップ/オープン・カンパニーに参加
続いて同社は、「インターンシップやオープン・カンパニーに参加した社数」を尋ねている。すると、「2~4社」が41.7%で最多となり、以下は「5社」が10.1%、「6~9社」が17.4%、「10社以上」が11.7%と続いた。インターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生の約4割が、5社以上に参加していることがわかった。また、同質問に関するフリーコメントでは、「社員の方と対面で話せたり、実際に業務を体験できたりするインターンシップは、満足度が高かった」、「実際の仕事のイメージが湧くようなプログラムが用意されたインターンシップもあれば、あまり理解が深まらないものもあった」、「1日開催のオープン・カンパニーにばかり参加していたが、今後は長期間のインターンシップにも参加したい」、「インターンシップに参加したことで、視野に入れていなかった業界に興味を持つことができた」といった声が寄せられたという。