志望職種に求められる能力・スキルを7割以上が理解
次に、「志望する企業の対象職種に求められる能力やスキルについて、理解できていると思うか」を聞いたところ、文系・理系ともに「ある程度理解している」が最多で、それぞれ56%、58%と6割近くに及びます[図表6]。次に、「志望する企業の対象職種に求められる具体的な能力やスキルについて、どの立場からの説明を得たいと最も思うか」を聞いた結果が[図表7]です。最も多かったのは、理系で28%、文系では36%もの学生が選んだ「人事担当者からの説明」で、次いで「対象職種の担当社員からの説明」(文系25%、理系27%)という結果になりました。
職種へのこだわりが強い理系学生
ここからは、就職先を決める際に重視する項目を「仕事」「会社」「社会的責任」「雇用」の四つの観点から見ていきましょう。まず、「重視する仕事の魅力」です[図表8]。最多は文系・理系ともに「仕事が面白そう」で、それぞれ34%、37%と3分の1以上の学生が選択し、2位以下を引き離しています。
次に、「重視する会社の魅力」を見ると、こちらも最多は文系・理系ともに一致しており、「安定している」がそれぞれ42%、31%となっています[図表9]。