8割以上が「夏のインターンシップ」への参加を希望
6月のインターンシップ広報解禁を控えた時期に、24年卒の学生はどんなことを感じていたのだろうか。はじめに学情が、「夏のインターンシップに参加したいか」を尋ねている。すると、「参加したい」が83.5%、「参加したくない」が16.5%となり、8割以上の24卒生が、夏のインターンシップの参加を希望していることがわかった。
「リアルインターンシップ」を求める声が過半数。「オンライン」の利点を感じる声も
次に、同社が「インターンシップは、オンラインとリアルのどちらで参加したいか」を質問した。その結果、「リアル」が24%、「どちらかと言えばリアル」が28%で、これらの合計は52%となった。その理由として、「リアルのほうが、企業の雰囲気を知ることができると思う」といった声があがった。他方で、「オンライン」が1.4%、「どちらかと言えばオンライン」が7.1%となり、オンラインの開催を希望するのは1割未満だった。理由として、「オンラインだと、複数の企業のインターンシップに参加できる」という回答があった。
また、「リアルとオンライン両方」は39.5%となり、その理由として「まずはオンラインで参加し、興味を持った企業はリアルでのインターンシップにも参加したい」や、「就職活動の面接も両方の形式があると考えられるため、どちらも経験しておきたい」などの声が寄せられた。
オンラインとリアルでの、インターンシップ参加希望率の比較
続いて、「夏のインターンシップに参加したい」という回答を「オンライン/リアル」に分け、参加希望率を比較した。「オンライン」でのインターンシップに「参加したい」としたのは86.7%となり、「気軽に参加できそう」や「テレワークの可能性もあるので、オンラインでの仕事も体験してみたい」などの声があがった。一方で、「リアル」でのインターンシップは、「参加したい」が98.3%だった。その理由として「新型コロナウイルスの流行が落ち着いたら対面で仕事をする機会も増えると思うので、リアルでの対応に慣れておきたい」といった回答があった。リアルでのインターンシップのほうが、参加希望率が高い傾向にあるようだ。