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進化するダイレクトリクルーティング戦略

Indeed Japan株式会社 代表取締役/営業部長 高橋信太郎氏

今までになかった新しい仕事の探し方として利用者を増やしている求人検索サイト『Indeed』。従来のHRサービスとは一線を画す、圧倒的なコストパフォーマンスやその独自の仕組みから、人材領域において、ますます影響力を拡大させています。果たしてどんなサービスなのか。求職者や企業にとって、どのようなメリットがあるのか。具体的な採用成功事例などを通じて、ご紹介いただきました。

求人特化型検索エンジン『Indeed』

まずはIndeedのご紹介をさせていただきます。我々のテーマは「I help people get jobs」。どのようなスタンスで仕事をしていけば、皆様に採用成功をご提供できるか、一番大事にしているのは、求職者支援です。そして結果、それが企業様にもきちんとフィードバックされると考えております。それが「I help people get jobs」の言葉に託されたテーマです。

弊社の従業員数はグローバルで約3500名。世界60ヵ国、28言語にてサービスを展開しております。2004年に米国にて創業され、2009年に日本向けサイトをリリース。2012年には株式会社リクルートの100%子会社となりました。

『Indeed』は特化型の検索エンジンです。一般的な検索エンジンは、『Google』、『Yahoo!』ですが、それに対して我々は、求人に特化した検索エンジンとなっています。利用者数は、グローバル・月間ユニークビジターとして、2億人。アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スイス、南アフリカ、オーストラリア、インド、そして日本など、世界の主要マーケットでリーディングポジションを獲得しております。また『Indeed』はモバイルアプリも出しており、20カ国以上で求人検索アプリとして1位を獲得しております。

『Indeed』の誕生と現在

本社所在地はテキサス州のオースティンです。こちらで優秀なエンジニアたちが、日々活動しております。『Indeed』の誕生は、とても簡単なアイディアから始まりました。これは日本でも同様ですが、従来仕事を探す際は、例えば派遣会社や転職サイト、企業のHPの求人ページなど、いくつかの媒体を活用しなければなりませんでした。これを一つの検索窓に集約して、世の中のすべての仕事情報を集めることができれば、求職者にとって役に立つサービスになるのではないかというのが、そもそものアイディアの根源です。

そして現在、アメリカでは採用決定の半数以上が『Indeed』を経由しているというデータがございます。日本のマーケットでは信じがたい印象を持たれるかもしれませんが、これが、我々が10年間、アメリカで活動を続けてきた結果です。グローバルの『Indeed』の情報量は、月間1600万件、月間2億UV、月間30億サーチです。

採用コストについて

グローバルではどちらかというと、「会社(就社)」ではなく「職種・仕事(就職)」という感覚が強いのですが、日本ではまだまだ就社意識が高く、特に新卒の場合、職種の説明は当然ありますが、その職種にエントリーするような仕組みはあまり導入されていません。一方、中途の場合は自分のキャリアを活かした転職になりますので、就職がメインになっています。

これは企業目線の話ですが、当然採用活動にはコストがかかります。ひと昔前までは、一人当たりの採用コストをきちんとトラッキングできるようなツールもありませんでしたが、ようやく最近になって、そういう意識が広がってきました。そうした中、『Indeed』では、データに基づいた最適な費用対効果マネジメントを支援しております。例えばこれはアメリカの話ですが、看護師の募集コストは実は医師よりも高いです。『Indeed』では、ユーザー様のダッシュボード上で、どの職種・仕事が現状いくらくらいの単価で回っていて、どのくらいの応募があったのかを一元管理できます。

レポートはまだ続きます。気になる内容の続きはダウンロードしてお楽しみください。

協賛:Indeed Japan 株式会社

高橋信太郎氏

Indeed Japan株式会社
代表取締役/営業部長
高橋信太郎氏

関西大学文学部哲学科卒  リョーマ取締役を経て1989年リクルート入社 求人広告事業、新規事業開発室、MEDIAFACTORYへ出向 2001年まぐクリック(現GMOアドパートナーズ)に転じ 13年GMOインターネットグループ常務就任  16年に退任し現職へ