夏のボーナスを「支給予定/支給済み」は約4割、昨年と比べて増加
実質賃金の減少が止まらず、企業に賃上げの動きが求められる中、通常6月に支給される“夏のボーナス”は、従業員エンゲージメント向上や離職防止につながる重要な要素だ。そうした中、中小・零細企業における2024年夏のボーナスの支給状況はどのようになっているのだろうか。はじめにフリーウェイジャパンは、代表取締役(n=97)を対象に「夏のボーナスの支給予定はあるか? またはすでに支給したか?」と尋ねた。すると、「支給予定あり/支給済み」との回答が39.2%で最多となり、昨年の同調査と比べて7.9ポイント増加したという。
夏のボーナスの支給額は平均「35万円」、ボリュームゾーンは「10万円~20万円未満」
次に同社は、「ボーナスが支給された」もしくは「支給予定で金額を把握している」とした従業員(N=38)を対象に、「支給額」を尋ねた。すると、最多となったのは「10万円~20万円未満」で21.1%、以下は「30万円~40万円未満」が18.4%、「50万円~60万円未満」が15.8%となり、昨年同調査と比較してボリュームゾーンの変化はなかったという。なお、平均支給額は「35万円」となっている。2024年冬のボーナスの支給見込みは?
続いて同社は、代表取締役を対象に「今年度の冬のボーナスに対して支給の見込みが立っているか?」と尋ねている。すると、「立っていない」が最多の38.1%、「分からない」が31%、「立っている」が30.9%と、冬ボーナスの支給見込みは企業によってさまざまであることがうかがえた。なお、「立っている」との回答は昨年同調査と比べて7.4ポイント増加していることから、昨年と比較すると、早い段階から冬ボーナスの支給が見込めている傾向にありそうだ。
冬のボーナスの支給について、65.4%が「期待できない」と回答
最後に同社は、従業員および個人事業主(N=162)に対し、「今年の冬のボーナスについて、支給を期待できるか?」と尋ねた。すると、「期待できる」は34.6%(期待できる:16.7%、やや期待できる:17.9%)であるのに対し、「期待できない」は65.4%(期待できない:42.6%、あまり期待できない:22.8%)と、冬ボーナスの支給を期待できていない人がおよそ3分の2を占めていた。なお、「期待できない」とする人にその理由を求めた自由回答では、「会社の経営不振が続いているため」(24.5%)、「業績が回復する見込みがないため」(18.9%)、「経済活動の縮小が継続すると考えているため」(11.3%)などが上位回答となっている。