学生や求職者のニーズを整理し、サイト利活用の増加を目指す
厚労省の「女性の活躍推進企業データベース」は、就職活動中の学生などの求職者が、各社の「女性の活躍状況に関する情報」を閲覧することができるものだ。求職者は、企業が登録した「女性の活躍状況に関する情報」や「行動計画」を確認し、会社選びの参考にできる。今回のリニューアルでは、学生や求職者向けページの利活用促進を目指し、アクセス解析や学生によるユーザテスト、アンケート調査などを行い、より見やすく検索しやすい画面構成に変更したという。企業向けページについては「自己PR」の項目が追加され、企業は自社の取り組みを求職者にアピールしやすくなった。一方の求職者は、業種や地域、規模別に企業の検索が行えるため、各企業の女性活躍に対する姿勢や、現在の状況の把握が可能になるという。
女性の社会進出が進み、「育児や介護をしながら働きたい」と考える女性も増加傾向にあるだろう。それぞれのライフスタイルに合った働き方を実現する仕組みを作ることで、より自社にマッチした人材の確保につながるかもしれない。