障がい者雇用に関する情報収集先は「ハローワーク」が最多
中小企業の採用担当者は、障がい者雇用に関する情報をどのように収集しているのだろうか。はじめにレバレジーズが、「障がい者雇用に関する情報収集先」について尋ねると、「ハローワーク」が84.3%で最も多く、以下、「その他行政サービス」が63%、「ネット検索」が56.5%などと続いた。多くの企業では、ハローワークなど行政から情報を集めていることがわかった。
また、選択肢以外の「その他」の回答としては、「障がい者雇用を行っている企業へのヒアリング」や「セミナーへの参加」といったものもあった。行政からの情報だけでなく、自主的に情報収集を行っている担当者もいるようだ。
約6割が、障がい者雇用の情報収集に「難しさ」や「わかりにくさ」を感じている
次に、同社は「障がい者雇用に関する情報収集において『わかりにくい』、『難しい』と感じた経験の有無」を質問している。すると、「ある」が57%、「ない」が43%だった。約6割の採用担当者が、障がい者雇用の情報収集に困難を感じた経験があることが明らかとなった。「ある」と回答した人からは、「障がい区分と接し方」や「雇用(管理)と一般雇用の違い」に難しさを感じたという声が多く集まった。