新型コロナウイルス感染症対策として、中小企業のテレワーク導入を後押し
新型コロナウイルス感染症拡大を受け、厚生労働省では2020年3月9日~5月29日にかけて、「働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)」の一次募集を実施。中小企業に対し、テレワークの導入推進支援をおこなってきた。しかし、新型コロナ流行の長期化により、本助成金の2次募集を開始した。支給対象は、新型コロナウイルス感染症対策として、テレワークを新規で導入する中小企業事業主。支給要件には、「同年4月7日~交付決定の日から起算して1ヵ月を経過した日までにテレワークを新規導入していること」かつ「実際にテレワークを実施した従業員が1人以上いること」が定められている。助成の対象となるのは、「テレワーク用通信機器の導入や運用」のほか、「就業規則および労使協定の作成や変更」など。助成額は費用の50%で、上限は100万円だ。
なお、本助成金の2次募集の交付申請期限は2020年9月18日(金)、支給申請期限は2020年12月4日とされている。
新型コロナの影響からテレワークを導入した企業は多い。この期間に新たにテレワークに対する設備投資をおこなった企業は、国が取り組む助成制度の活用を視野に入れてみてはいかがだろうか。