労働者数の基本データ
「人手が足りない」と嘆いている経営者や現場マネージャーは多いだろう。では実際のところ、どの程度足りていないのか。まずは基本的なデータを見てみよう。総務省統計局の『労働力調査』2019年12月分(※1)によると、日本の就業者数は6737万人(前年同月比81万人増)、うち自営業主と家族専従者を除いた雇用者数は6043万人(前年同月比2万人増)で、いずれも84か月連続で増加。完全実業者数は145万人で、前年同月に比べて14万人減少している。厚生労働省の『雇用動向調査』(※2)を見ると、2019年上半期における常用労働者は5045万人で、前年同期に比べて74万人の増加。2018年には入職者(職に就いた人)767万人、離職者(職を離れた人)724万人で、年間40万人以上の入職超過だ。
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