1万5000人ものデータからわかった、成長意欲を刺激し、何歳からでも伸びる「できるサイクル」の作り方を大公開。(2019年12月1日刊行)
効率的な成功には精神論も根性論も必要ない。科学的見地からひもとく、ラクに目標達成する方法
まじめに仕事をしている人ほど、「何をやっても続かない……」「成長しないなぁ」とつい自分を責めがち。本書はそんな方に向けて、認知心理学や行動科学の豊富なノウハウと事例をもとに「科学的にラクして目標を達成できる方法」を教えます。著者は、数多くの企業で、単に「目標達成」の研修を行うだけではなく、それぞれの人の「目標設定」と数カ月後の「実際に達成できたか」のデータをのべ1万5000人以上にわたって分析してきたプロフェッショナル。認知心理学や行動科学の膨大な知見と、現場での実践を踏まえ、目標達成のコツとエッセンスをぎゅっと凝縮したのがこの本です。
いま、働く個人やチーム、会社を取り巻いているのは、
・売り手市場や若手の早期離職(「3年で3割辞める」が「1年で3割辞める」に)
・メンタルヘルス(働き方改革でますます若手とベテランの関わりが薄くなっている)
・AI技術の発展(オックスフォード大学などが発表した「10年後、20年後に消える職業」の衝撃)
といった劇的な環境変化です。それらを乗り越えて、ラクして達成・成長するためのノウハウが詰まっています。
特に今後10年は、若手には「主体性(承認欲求と表裏一体)」が、上司には「フィードバック力」が今以上に求められるようになると考えられます。それらの要素を大幅に充実させる形で、『絶対に達成する技術』を、完全アップデート。また、本書のメソッドは、企業の人材育成の現場や、中学・高校・大学など教育の現場でも、すでに何年もの実績を持っています。ふわっとした精神論ではなく、データや科学的な見地からラクに「目標達成」ができるようになる方法、ぜひ本書で身につけてください。――クロスメディア・パブリッシングHPを参照
【目次】
はじめに
序章 「達成できないスパイラル」から抜け出すのは今!
01 ダイエットが失敗する5つのワケ
02 誰でもラクして達成できる!5つの技術
第1章 ラクして達成する人の「目標を立てる」技術
第1章のゴール
Point01「日付」の書かれていない目標は、単なる「願い」である
Point02 ラクして達成できない人の9割は「問題」と「課題」の違いを知らない
Point03「期限」と「基準」の2つがなければ行動目標とは呼べない
Point04「成果」を考えると、仕事は一気に減る
第2章 ラクして達成する人の「行動を続ける」技術
第2章のゴール
Point01 ラクして達成する人は「行動習慣」に目をつける
Point02「ミスをしない」「品質を向上する」「徹底的に行う」が続かない理由
Point03 行動をゼロから始めるのは失敗の元。「ついでに」やる
Point04 アウトプットで自ら「突っ込まれる状況」をつくる
Point05 続けられる人が押さえている8つのチェックポイント
第3章 ラクして達成する人の「経験を振り返る」技術
第3章のゴール
Point01 ほとんどの人は「できなかったこと」 しか見ていない
Point02「できたこと」から学ぶためには何が必要か?
Point03 管理目的の「日報」「週報」は、やらされ感を助長する
Point04 心のアップ・ダウンを乗り越える「自分の感情」のコントロール法
Point05 振り返りには必ず「4つの要素」を入れる
Point06 1万5000人のデータが語る「成長軌道」に乗るまでのプロセス
第4章 ラクして達成する人の「人と学び合う」技術
第4章のゴール
Point01 孤独は、目標達成の最大の敵
Point02「嫌いな人」ほどあなたを成長させる
Point03 悩んだら、上司ではなく「隣の部門の先輩」に話してみる
Point04 自分のチームを「居心地のいい場」にする秘訣とは?
Point05「共感」は緊張を和らげ、「質問」は達成を後押しする
第5章 ラクして達成する人の「自分の軸を見出す」技術
第5章のゴール
Point01 目標達成までに行動はどんどん変えていく
Point02 3週間続かなかったら「もっと簡単な行動」に変える
Point03 目標達成は「ゲームの面をクリアする」ように進めよう
Point04 自分の「ありたい姿」は実は目の前にある
Point05 期待に応えていくと、自分の「市場価値」がわかる
おわりに
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