理系全体の内定率は9割以上

一方、理系は実に92%がすでに内定を取得していました[図表5]。こちらも大学グループ別に見てみると、「上位国公立大クラス」が内定率96%でトップ、次いで「旧帝大クラス」と「中堅私立大」が95%で続きます。最も内定率が低いのは、こちらも「その他私立大」ではあるものの、83%と文系より10ポイント以上高くなっています。




[図表5]6月中・下旬時点での内定社数(理系)
第102回 人事担当者の人柄や対応の良さで志望度は上がる ── HR総研「2020年卒学生 就職活動動向調査」
2社以上の内定率では、「上位国公立大クラス」が70%でトップ。理系全体の内定率自体は文系よりも10ポイント近く高いものの、2社以上の内定率は文系とそれほどの開きはありません。理系の場合、1社しか内定を取得できない推薦応募の学生がいることがその理由だと思われます。

内定先企業規模では大学間格差が歴然

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