「会社の魅力」で重視するのは「安定感を持ちつつも成長し続けていること」
次に、「会社の魅力」については、文系・理系ともに「安定している」がトップとなり文系で42%、理系で31%となっています[図表3]。社会の変動が激しい世の中であるからこそ、就職する会社に対して、何よりも自分の将来を託せる安定感を求める学生が多いということでしょう。前年同時期調査と比較すると、文系・理系ともに「経営者・ビジョンに共感」が大きくポイントを落としていることが分かります。特に文系では6ポイントも減少しています。それに代わって伸びているのが、文系では「安定している」(前年38%から今回42%)、理系では「技術力がある」(前年20%から今回29%)で、特に理系の「技術力がある」は9ポイントも上昇したことで、トップの「安定している」との差はわずか2ポイントにまで迫ってきています。次回の調査では逆転もあり得るかもしれませんね。