
8割以上が「22卒はオンラインへの適応力が高い」と回答
21卒に続き、新型コロナウイルス流行下での入社となった22卒の新入社員について、人事担当者は「オンラインへの適応力」や「働き方への関心」などに違いを感じているのだろうか。はじめに、ユームテクノロジージャパンが「21卒・22卒それぞれの傾向として、オンラインへの適応力がどの程度であると感じているか」を質問した。すると、21卒は「高い」(「非常に高い」と「やや高い」の合計)が76.5%だったのに対して、22卒は81.9%だった。「オンラインへの適応力の高さ」は、21卒よりも22卒が5.4ポイント上回った。
8割以上が「21卒・22卒ともに安定志向が高い」と回答
続いて、同社が「21卒・22卒の傾向として、安定志向がどの程度あると感じているか」を聞いている。その結果、21卒は「ある」(「非常にある」と「ややある」の合計)が83.7%で、22卒は81%だった。
“学習に対する意欲”では21卒・22卒で差は開かず
次に、「21卒・22卒の傾向として、学習に対する意欲はどの程度であると感じているか」を同社が尋ねている。すると、21卒は「意欲的」(「非常に意欲的」と「やや意欲的」の合計)が72.1%で、22卒は73%だった。
「働き方(リモートワークや副業など)への関心」は22卒がやや高い結果に
続いて、同社が「21卒・22卒の傾向として、“働き方(リモートワークや副業など)への関心”はどの程度あると感じているか」を質問した。その結果、21卒は「高い」(「非常に高い」と「やや高い」の合計)が76.5%で、22卒は78.3%だった。
約半数が「22卒は新入社員研修へのスタンスが主体的」と回答
次に、「21卒と22卒の傾向として、新入社員研修において仕事に対する主体的なスタンスはどの程度あるか」を聞くと、21卒は「主体的」(「非常に主体的」と「やや主体的」の合計)が43.2%で、「受動的」(「やや受動的」と「非常に受動的」の合計)が50.4%だった。一方で、22卒は「主体的」が48.6%、「受動的」が45%となった。新人研修での仕事には、21卒より22卒の方が主体的に取り組む傾向にあることがうかがえる。
21卒・22卒ともに新入社員研修において「ポジティブ思考」と半数以上が回答
最後に、「21卒・22卒の傾向として、新入社員研修においてポジティブ思考がどの程度であると感じているか」を同社が尋ねている。すると、21卒は「ポジティブ」(「非常にポジティブ」と「ややポジティブ」の合計)が54.9%で、22卒は57.6%だった。