冬のインターンシップは1Day一色
次に、1月から2月にかけて実施される冬のインターンシップについて、そのプログラムタイプを聞いてみたところ、63%もの企業が「1日タイプ」と回答しており、「半日タイプ」(32%)と合わせれば、ほぼすべての企業が1Dayインターンシップを実施するとしていることになります[図表3]。一方、「1週間タイプ」は昨年でも14%と決して多い割合ではありませんでしたが、今年は7%とさらに半減しています。夏には大企業を中心に多かった「2~3日タイプ」も冬では昨年同様15%にとどまり、1Dayインターンシップ一色といっても過言ではありません。
冬のインターンシップの実施タイプを企業規模別に見てみましょう[図表4]。大企業では、「1日タイプ」(59%)の次に「2~3日タイプ」(32%)が多くなっています。一方、中小企業では、「1日タイプ」(55%)が最も多いのは他の企業規模と同じですが、次に多い「半日タイプ」の割合が45%と他の企業規模と比較すると突出しています。採用スタッフが少ない中では、「1日」拘束のプログラムでも運用するのはきついという側面もあるのでしょう。また、次の項目でも取り上げますが、インターンシップと銘打ちながらも、これまでの採用セミナーと同じか、ほぼ同内容のプログラムで実施している現実があるようです。