売り手市場の新卒採用で、若手社員や内定者を巻き込むリファラル採用が加速

株式会社MyRefer(マイリファー)(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:鈴木貴史、以下当社)は、イグナイトアイ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉田崇)と業務提携し、リファラル採用サービス「MyRefer(マイリファー)」にてエントリーのあった応募者情報を採用管理システム「SONAR(ソナー)」に自動取り込みする連携を2019年5月14日より開始いたします。これにより企業の採用担当者は、「MyRefer」からの応募者を「SONAR」管理画面からリアルタイムに一括管理できるようになります。

■ 『MyRefer』と『SONAR』の連携の背景
 昨今売り手市場の新卒採用において、優秀な人材を確保するため、リファラル採用を取り入れる企業が増えてきております。新卒採用におけるリファラル採用では、主に若手社員や内定者に友人や後輩を紹介してもらい選考を進めます。特に、内定者の友人や後輩はほぼすべてが就職候補者であるためアプローチがしやすいという特徴があり、その内定者をリクルーターにすることで内定辞退率の低下にもつながるというメリットがあります。

 一方、企業の採用担当者はほかにも多様な募集チャネルを活用して採用活動をしており、応募者管理が業務工数を圧迫する要因となっております。そこで、今回は人事に負担をかけずにリファラル採用を促進してもらうため、HRtechサービスとして多様な募集チャネルからの応募者を一元管理できる採用管理システム(ATS:Applicant Tracking System)「SONAR」と連携するに至りました。
 
 採用管理システム「SONAR」は特に新卒採用で利用する企業も多く、今回の連携で、若手社員や内定者をリクルーターにした“新卒リファラル採用”の需要は、今後ますます増加すると予想しています。また、新卒通年採用化が注目されている昨今、タレントプール(採用候補となりうる優秀な人材を蓄えること)のデータベースとしても活用が期待されます。

■ 『MyRefer』 と 『SONAR』 の連携内容と効果
 今回のAPI連携により、採用管理システム「SONAR」ご利用企業は、「MyRefer」にてエントリーがあった応募者の情報を、「SONAR」へ自動的に取り込むことができるようになり、応募者データベースを手間なく精緻に一元化することが可能となります。

■『MyRefer』今後の展開
 米国ではHRtechサービスの垂直統合は当たり前であり、その一つであるリファラル採用サービスも採用管理システムATSと連携できるケースがほとんどです。これまで日本においては、リファラル採用サービスとATSの連携ができず、二重管理が発生してしまう問題がありました。
 「MyRefer」は2016年にリファラル採用サービスとして日本初のATS連携を行っており、中途採用に特化した採用管理システム「リクログ(Reclog)」や新卒・中途向け採用管理システム「HITO-Link」と連携をしてきました。
当社は、今後も採用活動の更なる業務効率化および戦略的自社採用の支援に向けて、多様なHRtechサービスとの連携強化を進めてまいります。
リファラル採用サービス「MyRefer」と500社導入採用管理システム「SONAR」が連携