変化し続ける世界で、人の力によって勝つために ――人事としての「自分軸」を発見する。

テクノロジーの進化で競争のルールが変わる。価値観や働き方の多様化で企業と社員の関係性が変わる。近年の変化に加えコロナ禍を経験した私たちは、自社の戦略、そして人と組織の問題にあらためて向き合うべき局面にきています。その中で人事パーソンは、人事としての自分の「軸」を明確にすること、そして、自社の方向性と個々の社員の想いを統合することが求められています。

本講座では、現職の人事部長、プロ経営者、そして様々な業界から集まるメンバーとの議論とプロジェクトワークを通して、自社の課題解決、変革、成長に向けた戦略的な取り組み方を学びます。「混沌とした時代の中で、人事としての軸を発見したい」「より強い会社・より強い人をつくる力になりたい」「自社の枠を超えた発想に出会いたい」。本講座はそのような方に刺激的な学びとネットワーキングの場を提供します。

戦略人事とは
企業にとっての戦略は、自社のポテンシャルを見極め、競争に勝つための道筋を描くことです。企業の持つリソースは大きく分けてヒト・カネ・モノですが、人材、組織、企業文化などヒトに関わる領域で、競争に勝つための道筋を掲げ、それを実現するのが「戦略人事」です。

本講座の特徴
現役の人事部長と、経営・人事戦略を議論する
午前の部は、戦略人事の実践者たるリーディングカンパニーの現職人事部長がファシリテーターを務めます。経営戦略のケースや現実に起こった経営課題を題材に、人事担当役員の立場で人事戦略を策定します。クラス終了後には、ケースの議論を自社に当てはめ、自分が果たせる役割を考案します。

各専門領域における現場実践者の経験・知見に学ぶ
午後の部は、グローバル人事制度、キャリア開発、C&B、HRBP、事業再生など、各専門領域において組織を変革に導いた講師による講演を行います。また講師の経験・知見に触れながら、各テーマを自社に当てはめながら考察し、ディスカッションを行い、様々な領域において戦略人事を実践するためのヒントを獲得します。

グループプロジェクトで関心のあるテーマについて探求する
各自の問題意識にもとづいてグループを作り、テーマを設定します。クラス外でディスカッション、リサーチ、企業訪問などを行い、発表会にて成果をプレゼンテーションします。

※午前の部と午後の部の間に、ネットワーキングランチを設けています。