主な調査結果
・日系企業で働いてみたいかという質問について68%が「はい」と回答。・外資系で働くとしたらどの地域かという質問については、欧州企業が最も高い43%、次いで米系企業と日系企業が24%。
・転職する際に重視する点(複数回答)という質問では、78%が「給与」と回答。次いで「企業文化と経営体制」が71%。僅差で「キャリアアップの機会」(70%)、「ワーク・ライフバランス」(69%)の他に「研修の機会」(67%)と続いた。
●日系企業で働いてみたいですか?
・はい 68%
・いいえ 32%
●外資系で働くとしたらどの地域/国ですか?(複数回答、n233)
・欧州 43%
・日本 24%
・米国 24%
・その他アジア 7%
・中国 1%
●転職する際に重視する点は?(複数回答、n233)
・給与の高さ 78%
・企業文化と経営体制 71%
・キャリアアップの機会 70%
・ワークライフバランス 69%
・研修の機会がある 67%
外国人の就労ビザ取得に制限のあるインドネシア。ハイスキルの現地人材の確保は日系企業の最大の課題
調査の結果について、サイコム・ブレインズ代表取締役社長の西田忠康は、「日系企業はインドネシアで欧州企業には劣るものの米国企業と同程度の人気があります。インドネシアでは大学進学率の上昇を背景に新卒の採用は買い手市場である一方、ミドル層の人材が不足しているため、企業も優秀なミドル・マネジャーのリテンションに苦慮しているのが現状と言えます。人材のリテンションにおいて給与が重要なのは確かですが、キャリアアップの機会やワーク・ライフバランス、研修の機会などを打ち出す事が有効であることが今回の調査で明らかとなりました。」と述べています。
詳しい調査の結果はこちらをご覧ください。
https://www.cicombrains.com/CB_news_downroaddata/MMUGM&CB-summary201711.pdf
調査概要
調査期間:2017年9月16日~9月27日
対象:ガジャ・マダ大学ビジネススクールに通うインドネシア人(社会人)の男女267人
方法:インターネット