
【2024入社式】8割以上が「リアル」開催を希望。“社員や同期との交流”を求める

また、「入社式にあると嬉しいコンテンツ」を尋ねたところ、「社員と交流できる」が7割に迫り最多となった。以下、「同期と一緒に『体験』ができる」、「キャリアプランなどの目標設定ができる」と続いた。その理由として、「社員と直接話し、目標となる先輩を見つけたい」、「同期と親睦を深めたい」などの声があがったとのことだ。
【2024入社式】「リアル」開催希望は8割以上、2023年から15%増。“入社式で何をするか”を重視する新入社員も
【2024賃上げ】労使・専門家は「額:1万1,399円・率:3.66%」と予測。23年実績並みか

労使別に平均値をみると、「労働側」が「平均賃上げ予想額:1万1,941円・賃上げ予想率:3.85%」で、「経営側」が「同1万1,052円・同3.54%」となった。労働者側が、経営側を賃上げ予想額で「889円」、賃上げ予想率で「0.31ポイント」上回ることがわかった。
さらに、「2024年の定期昇給」は、労働側の「実施すべき」と経営側の「実施予定」の割合は、いずれも約9割と大半を占めた。また、「ベースアップ」については、労働側は9割超が「実施すべき」としたものの、経営側は「実施予定」は半数以下にとどまったという。
『能登半島地震』の影響は全国の企業に。9割以上が“企業防災の大切さ”を実感

直接的な影響として、「社屋の一部が損壊した。幸い生産設備に問題はなかったが、一部配管漏洩や望遠ガラス破損、部材転落などの被害があった」という声があったという。一方、「材料が納入できなくなり、後期延長が発生した」など、被災した地域以外でも間接的な影響があったとの声も聞かれたとのことだ。
また、「能登半島地震の発生を機に、何らかの企業防災対策が改めて大切だ」と実感した企業は9割を超えた。そこで、「企業として改めて大切だと考えた防災対策」を尋ねると、「飲料水、非常食などの備蓄」(38.3%)、「社内連絡網の整備・確認」(31.6%)が上位を占めた。また、「事業継続計画(BCP)自体の策定・見直し」(20.6%)は、5社に1社が必要と感じていることが明らかとなった。
【2024採用】“人手不足対策の積極採用”が各雇用形態で顕著に

そこで、「正社員(新卒)」における5年間の「採用理由」の推移をみたところ、「企業の人手不足感」が高まっていることが示唆された。「2023年までに重要性が高まると思う人事施策」をみても、「新卒採用を中心とした若手人材の確保」と「中途採用を中心とした中堅人材の確保」が上位となったことから、人材不足に対する人事施策を重要視する企業が多いとみられる。
2024年は“人手不足対策の積極採用”が各雇用形態で顕著に。「新卒採用・若手人材確保」は過去5年で最多の見通し