
“入社後すぐのテレワーク”に「不安がある」とした新社会人は7割を超える
コロナ禍に学生生活の大半を過ごしてきた新社会人は、オンライン授業を行う機会が多く、リモート対応については慣れている世代だろう。アフターコロナのフェーズに入り、企業においてはオフィス回帰の流れがある一方、依然としてテレワークを継続する企業もあるが、新社会人はテレワークについてどのような考えを抱いているのだろうか。はじめに学情は、「入社後すぐに『テレワーク』を実施することに不安はあるか」と尋ねた。すると、「不安がある」は74.5%(不安がある:35.9%、どちらかと言えば不安がある:38.6%の計)と、7割以上の新社会人が“入社後すぐのテレワーク”を不安視しているとわかった。一方、「不安はない」は15.9%(不安はない:7.6%、どちらかと言えば不安はない:8.3%の計)だった。
「不安がある」とした人の自由回答には、「対面のほうが質問しやすい」、「分からないことがあったときに質問できるほうがありがたい」、「相談しにくい環境だと仕事を進めるスピードが遅くなってしまうと思う」といった声が寄せられたという。一方、「不安がない」とした人からは、「オンライン授業に慣れているのでそこまで不安はない」、「学生時代に約半分はオンライン授業だったので、リモートでの対応には自信がある」といった声があがったとのことだ。

“入社後すぐのテレワーク”で不安なことは「仕事の進め方の習得」が最多
続いて、同社が「入社後すぐにテレワークをする場合に不安なこと」を聞いたところ、「仕事の進め方の習得」(85.1%)が最も多かった。以下、「先輩や上司などの社内の人間関係」(78.3%)、「仕事で必要なスキルの習得」(73.2%)、「同期とのつながり」(59%)と続いた。