課題を捉え、自社に合ったITツールの設計へ
現在、企業がITツールを使用する上での課題として、「ユーザー目線」、「業務プロセスの一貫性管理」、「他社ツールとの連携」が欠如していることがあげられる。そこで、中小ユーザー企業における業務プロセスを自動化・効率化することを目的として、本事業が開始された。具体的には、中小ユーザー企業が、ITベンダーやITコンサルティングとともにコンソーシアムを結成し、(1)幹事社となる中小ユーザー企業が、ベンダーにITツール改善の意見を出す、(2)複数のベンダーが、それぞれ既存のITツール同士を連携または組み合わせて機能を改善、(3)中小ユーザー企業に戻す、といった経緯で、中小ユーザー企業が求める新規ITツールを共同で構築している。
企業のDX化が進む中、ITツールが自社の業務プロセスでは扱いにくい、といった課題を持つ企業もあるだろう。業務の効率化や生産性の向上を目指し、本事業を活用してみてはいかがだろうか。