グローバル人材の4人に3人が「スタートアップ企業」をポジティブに捉えている
政府は2022年8月に「スタートアップ担当大臣」を新設し、2022年を「スタートアップ創出元年」とした。今後5年でスタートアップ(社数)を10倍に増やす「スタートアップ育成5カ年計画」を策定。海外と比べると日本国内でのスタートアップはいまだ発展途上だが、グローバルでも活躍する人材は、スタートアップ企業をどう見ているのだろうか?まずヒューマングローバルタレントが、「スタートアップで働くことについてどのようなイメージを持つか」と尋ねた。すると、「非常にポジティブ」が35%、「ポジティブ」が39%で計74%となり、7割以上がポジティブなイメージを持っていた。
スタートアップは「自分の能力を発揮しやすい環境である」と感じている
先の質問で「ポジティブ」、「非常にポジティブ」と答えた人に対し、「なぜそう思うか」を同社が尋ねたところ、トップは「急成長中の業界で新しいプロジェクトに取り組めるため」で18%が回答。以下、「自分のアイデアを活かして、自分の仕事に責任を持って取り組めるため」が16%、「自分のスキルを活かせるため」が15%と続いた。多くのグローバル人材は、スタートアップが「自身の能力を発揮しやすい場所」だと感じているようだ。一方で、「給料が高いため」と「有給休暇や福利厚生などの労働条件が魅力的なため」は、ともに4%と低い結果だった。