採用活動において動画コンテンツを取り入れている企業の割合は
採用活動に成功している企業において、アピール等のために動画を取り入れているところはどの程度あるのだろうか。まず、Candeeが「自社の採用活動において動画を活用しているか」と質問すると、「取り入れている」が63.3%、「取り入れていない」が34.9%だった。なお、以降の質問は、ここで「取り入れている」とした回答者を対象に実施している。
採用活動における動画コンテンツの活用シーンは「自社採用サイト」が最多
続いて、同社が「採用活動における動画コンテンツの活用シーン」について複数回答で尋ねた。すると、「自社採用サイト」が69.6%で最も多く、以下、「求人サイト」が66.7%、「YouTubeでの公開」が52.2%となった。7割以上が「企業のイメージ・アピール動画」が効果的と回答
次に、「採用活動において、『効果の高い』動画コンテンツの内容や要素」について同社が質問すると、「企業のイメージ・アピール動画」が72.5%で最多だった。以下、「職場見学や施設紹介動画」が63.8%、「事業紹介動画」が60.9%と続いた。動画コンテンツを採用活動に取り入れるメリットとして「内定承諾率の向上」を実感
また、「動画コンテンツを採用活動に取り入れたことによるメリット」について聞くと、「内定承諾率の向上につながった」が62.3%で最も多かった。続いて、「選考通過率の向上につながった」と「採用後のミスマッチが起きにくくなった」がともに52.2%、「途中辞退率の低下につながった」が49.3%となった。動画を取り入れるメリットについての自由回答には、「学生がいつでもどこでもアクセスして視聴できる」や「動画視聴によって、事前にある程度の雰囲気をつかんだ上で聞いてくれるので、説明が円滑に進む」といった声が寄せられた。
9割以上が動画コンテンツは「採用活動以外のシーンでも役に立っている」と回答
最後に、同社が「採用活動における動画コンテンツは、採用活動以外のシーンでも役に立っていると思うか」と尋ねた。すると、「非常にそう思う」が44.9%、「ややそう思う」が49.3%で、「そう思う」との回答の合計は94.2%となった。「動画コンテンツが採用活動以外で役に立っているポイント」については、「自社のブランディングにつながる」や「マーケティングにおける集客装置になっている」、「コンテンツの使い回しができる」といった声が多く寄せられたという。