ビジネスパーソンが感じる「オンライン会議マナー」の実態とは。“入室タイミング”や“設備面”などオンライン特有のマナーも
ミクステンド株式会社は2022年5月31日、「オンライン会議マナー」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2022年5月12日~18日で、同社の提供する日程調整自動化サービスのユーザー106名から回答を得ている。これにより、オンライン会議での入室マナーや、円滑なコミュニケーションのために意識していることなどが明らかとなった。
一方で、「ゲスト(参加者)」の際にオンライン会議に入室するのは、「1分前」が37%で最多だった。以下、「定刻」が25%、「3分前」が20%などと続いた。オンライン会議の際の立場によって、入室のタイミングが異なる傾向があることがうかがえる。
また、「相手が来なかった理由」を尋ねると、「相手が会議を忘れていた」が51%で突出していた。以下、「自身もしくは相手が日時を間違えていた」が7%、「システムトラブル」と「前の会議が押した」がともに6%などとなった。スムーズなオンライン会議開催のためには、事前に日程をリマインドするといった工夫も必要なようだ。
また、「オンライン会議の際に円滑なコミュニケーションのために意識していること」について複数回答で尋ねると、「自分が話さないときはマイクをミュートにしておく」が49%で最多だった。以下、「『ここまでで不明な点はございませんか?』等の声がけを頻繁にしている」が47%、「相手に伝わりやすいよう、リアクションを大きくする」が43%などと続いた。オンライン会議ならではのマナーにより、円滑にコミュニケーションをとれるよう意識している人もいることがうかがえる。
本調査により、オンライン会議特有のビジネスマナーやコミュニケーションを意識している人もいることがわかった。円滑にオンライン会議を進めるため、社内にルールやマナーを周知することも、1つの有効手段となるのではないだろうか。