定年後も働きたい人は75.2%、そのうち47%は正社員を希望
企業の人材不足が深刻化している状況の中で、問題解消するためには、シニア層の定着と活躍は重要な課題となっている。今回の調査では「あなたは何歳まで働きたいですか?」という問いに対し、60歳以降も「働きたい」と希望した人は75.2%、「働きたくない」と答えた人は24.9%という結果となり、60歳以降も就業を希望している人が圧倒的に多いことがわかった。また「定年後の働き方の希望」として、47%が定年後も同じ会社で正社員のまま働きたいと回答した。
半数以上の人が「所得が大幅に下がること」に不安
同調査ではまた、「60歳以降の働き方について不安に思うことは何か」という質問もしている。最も多かった回答は「所得が大幅に下がること」(58%)、次に「体力が持つか」(45%)、「希望する条件で働けるか」(29%)となった。また、同じ会社で働き続けることを希望している人の中では「このまま今の職場で働けるか」という不安を32.3%の方たちが抱えていることがわかった。