朝からエンジンがかけられると強いチームになれそうです。
では、良い朝礼とはどんな朝礼でしょうか?
①司会の声が大きい
司会の声が大きければ、参加者の声もそれにつられて大きくなるものです。朝から元気がでそうですよね!
たまに、「うちの会社でも朝礼をやっているのですが、
司会役の課長の声が小さくてほとんど聞こえないんです・・・」という声を聞きます。
②最初の挨拶を全員が大きな声で行う
朝礼は必ず、挨拶からスタート。「3月4日火曜日、朝礼を始めます。おはようございます!!」ここで「おあようっす・・」と口を開かず、
だらっとした挨拶をしている会社が多く、これが朝礼全体の緊張感をなくしています。
③毎日司会が代わる
朝礼が惰性化する最大のポイントは、司会が毎日同じことにあります。飽きてしまうんですね。そこで、司会は毎日変えてください。そこに集まっている全社員がかわるがわる行うのが理想です。
新入社員でもアルバイトでも全員が司会になるんです。
それぞれの個性がでて、毎日新鮮。これだけで相当効果があります。
④「なるほどコーナー」がある
「朝からいい話を聞いた」となると、テンションが上がります。月曜日「お客様から聞いた話」、火曜日「業界動向」、水曜日「ライバル情報」等、
それぞれの曜日でテーマを決めておき、自由に発表してもらう。
最初はぜんぜん発表がないかもしれませんが、やっているうちに一人、また一人と
発表者が増えてきます。
⑤賞賛するコーナーがある
朝からテンションを上げる最大のポイントは褒められるということ。朝から褒められたらやる気が出ますよね。
「契約を上げた」「昇進した」「お客様から褒められた」何でも良いので、
朝礼の中で周りから拍手される場所をつくりたいところです。
ここで我々上司が一言コメントを話すといいですね(決して長くならないように!)
⑥全員で掛け声を出すコーナーがある
朝礼の最後に、全員で同じ声を出すことで「よし、今日もみんなとがんばろう!」という気持ちになります。ただ、惰性で行う経営理念の唱和などはあまりお勧めできません。
(気持ちが入っていればもちろんOKですが)
チームで考えた掛け声が理想です。
「目標10億絶対勝つぞ!」「がんばるぞ!オー」
みんなの心が盛り上がりそうな内容であればなんでも良いです。
強いチームとは言えません。
そのためには、我々上司が午前中から精力的に動く姿勢を示さなくてはなりません。
しかし、午前中ずっと机にかじりつき、
画面をみて「うーん・・」とうなっている上司を良く見かけます。
何をやっているのか・・・?
そうです、メールチェックをしているのです。
上司ともなると、様々なセクションからのメールや、メンバーからのメール、
そして上層部からのメールが毎日のように送られてきますから、
1日100件、200件という人も珍しくありません。
それに対応しているうちに、午前中も残りわずかに・・・。
メールチェックの次は、承認業務。机の上においてある書類に目を通して印鑑を押す。
こんな毎日ですと、本格的な業務は午後からになってしまうではないですか!
そこで、思いきって今よりも1時間早く出社しませんか?
「はー?1時間!?そんなに早くこられるはずないだろ」と思いました?
ただ、我々が接している企業の経営者の皆様は朝早く出社している人が多いです。
また、いわゆる「できるマネジャー」といわれている人も早朝出社の人が目立ちます。
要するに、始業前にメールチェックや承認業務を済ませ、
就業時間中はもっと創造的な業務を行っているということです。
だから、成果を出す「できるマネジャー」になれるのではないでしょうか。
朝早く来れば、当然それだけ早く業務が進みますから、
いつもより早い時間に仕事が片付くことが予想されます。
そうしたら、是非早く帰ってください。
夜遅くまで仕事をしていることが勲章の時代は終わっています。
むしろ、効率的に仕事をして早く帰るマネジャーのほうが尊敬されます。
なぜなら、マネジャーが早く帰ると、他のメンバーも早く帰りやすいからです。
マネジャーが残っているのに、「お先に失礼します」と帰るのはなかなか勇気がいるものです。
皆さんも、メンバーの時代にそのような経験があるはずです。
早朝の電車は空いていますから、新聞や本を堂々と読めますから、
通勤時間も有効活用できます。
よくビジネス雑誌などで社長の仕事ぶりが紹介されていますので今度読んでみてください。
多くが「7時には出社」などと書いてありますよ。
- 1