業務改善に役立つ最新Microsoft Teamsソリューションのご紹介
日本マイクロソフト株式会社 Officeビジネス本部 シニアプロダクトマーケティングマネージャー 吉田馨一氏
Microsoft Teamsの簡単な概略と、本セミナーに参画いただいたパートナー企業様のソリューションについてご紹介します。職場の業務改善にぜひお役立てください。
本日ご紹介させていただいたMicrosoft Teamsは、ユーザー数が世界および日本で著しく増加しています。さきほど横河レンタ・リース様のお話にもありましたが、導入に成功している企業様に共通しているのは、メールの使用を極力減らす方向にあるということです。この点に関してはマイクロソフトもまだまだ道半ばで、引き続き取り組んでいきたいと考えております。
通常、アプリケーションはバラバラになっていて、きれいにオーガナイズされていないケースが多いのですが、Microsoft Teamsは一つのアプリケーション上で、「ファイル管理」「メモの共有」「会議のスケジュール管理」など、あらゆる作業を完結することができます。また本日、皆様にもご体感いただきましたが、この会場で初めて会った、まったく関係のない皆様がチャット上で一つになって意見交換できたということも、Teamsの魅力です。人事領域であれば、労務管理や人材採用などにご活用いただけますし、他にもマーケティングや営業など、さまざまな分野でお使いいただけます。
■パートナー企業様のソリューション
~ボットについて~
ここからは、本日ご参加いただいたパートナー企業様のソリューションについてご紹介させていただきます。いずれの企業様も、テクノロジーを使って働き方改革を推進するというのがポイントです。そもそもMicrosoft Teamsにはアプリケーションを追加する機能があります。「ボット」・「タブ」・「コネクタ」の3つです。まずボットに関しては、エーアイスクエア様をご紹介しましょう。企業にとってユーザー様からの問い合わせは、同じような質問が相次ぐなど、定型的な内容のものが多いと思います。まさにこの部分をAIチャットボットが成り代わり、自動的に応答してくれます。続いてリコー様のボットは、会議の調整などを行ってくれるというものです。メンバーのスケジュール調整から会議室の予約まで、煩わしい作業はすべてボットが実施してくれて、日常的なビジネスシーンで大いに活躍してくれます。ここまでご紹介したボットは、それ単体でもご活用いただけるのですが、ボット自体がビジネスのやり方やプロセスを変える――そんな可能性もあると思います。例えば航空会社のオペレーションは、お客様の誘導から荷物の管理まで非常に複雑ですが、そうしたバラバラな業務もボットがまとめ、ビジネスのプロセス自体を変えていきます。
~コネクタについて~
続いては、コネクタのソリューションです。世の中にはMicrosoft Teams以外にもいろいろなアプリケーションがあり、皆様も使われているかと思います。それらのアプリケーションとMicrosoft Teamsがいかに連携できるか。例えばアプリケーションに何か変更があった場合、その情報をMicrosoft Teamsのほうに取り込みます。労務管理クラウドで知られるSmartHR様の事例をご紹介させていただくと、例えば、社員が入社する場合、新たな人事データが追加されるわけですが、そうしたものもMicrosoft Teamsの中にコネクタとして連携できるようになりました。
最後にこれらをどのように活用していくのか。マイクロソフトの統合型CRMを導入から運用までワンストップでフルサポートするSCSK様です。SCSK様では、Microsoft Dynamics365とMicrosoft Teamsを連携させ、総合的に活用する事例をご紹介いただいております。
冒頭でもお話したように、Microsoft Teamsは今、そのユーザー数を飛躍的に伸ばしております。皆様にもぜひ、この波に乗っていただければと思います。そして、テクノロジーを活用いただき、新しい働き方を見つけてください。
本日はありがとうございました。