就職活動でアピールしたい能力は「チームで働く力」と「適応力」
「就職活動で企業に対してアピールしたい自分の能力」を聞いたところ、文系では「チームで働く力」が55%で最多となり、次いで「適応力」が46%となっています[図表8]。
働き方改革の取り組み状況が「気になる派」は9割近く
続いて「働き方改革への取り組み状況への意識」について見てみると、文系では「非常に気になる」が35%、「やや気になる」が53%で、これらを合計した「気になる派」は88%と9割近くを占めています[図表9]。
これまで働き方改革は、「働く時間」と「働く場所」にスポットが当たりがちでしたが、今後は従業員の「やりがい」や「エンゲージメント」の観点から考えられた施策がより求められてきます。新卒採用だけでなく、キャリア採用からアルバイト・パート採用にいたるまで、あらゆる採用シーンに深く密接した重要課題の一つとして考えるべきでしょう。
社員の働き方への関心も9割以上
働き方改革とは関係なく、「社員の働き方への関心」について聞いてみたところ、文系・理系ともに「非常に関心がある」が圧倒的に多く、文系で66%、理系で67%と7割近くを占め、これと「やや関心がある」とを合計した「関心がある派」の割合は、文系・理系ともに9割以上を占めています[図表10]。