組織と個人の新たな関係を築く「キャリア権」とは~個人が意欲と能力に応じてキャリアを形成する時代へ~
6月6日 (金) 17:30 - 18:30(提供:ProFuture株式会社)
概要
グローバル化の進展、産業構造の急速な変化などにより日本的雇用慣行である終身雇用が崩れてきている現状において、働く人たちは会社に依存した状態ではなく、意欲と能力に応じて主体的、自律的にキャリアを形成することが望まれます。しかし、企業側には人事権があり、被雇用者が自分の仕事を自由に選べる状況にはないのが現状です。
自分自身が望むキャリアを形成する権利「キャリア権」とは、個人が勝手に自分の仕事を選ぶということではなく、これからの時代において組織と個人がWin-Winの関係を築くための概念といえます。
「キャリア権」とは何か、法政大学名誉教授の諏訪康雄氏にお話をいただくとともに、産業能率大学総合研究所の佐藤雄一郎氏とともに、これからの組織と個人のあるべき関係性をつくる「キャリア権」について考えていきたいと思います。
講師紹介
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法政大学 名誉教授
諏訪 康雄氏1970年一橋大学法学部卒業。法政大学助教授、ボローニャ大学法学部客員教授などを経て、1987年法政大学社会学部教授。2008年法政大学大学院政策創造研究科教授就任。2013年法政大学名誉教授、中央労働委員会会長に就任。 著書・編著に、『雇用と法』(放送大学教育振興会)、『労使コミュニケーションと法』(労働政策研究・研修機構)、『キャリア・チェンジ!: あきらめずに社会人大学院!新たなキャリアを切り拓こう』(生産性出版)、『職業キャリアをどう支援するか』(教育文化協会)、など。
組織と個人の新たな関係を築く「キャリア権」とは
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