慶應ストレス研究センターが考える『これからのメンタルヘルス対策』-「経費」を「投資」に変える3つのキーワード-
6月6日 (金) 9:20 - 10:20(提供:ProFuture株式会社)
概要
わが国のうつ病に関連した社会的損失は年間3兆円に上り、半分が職場で発生しているという試算があります。
我々はこの現状を踏まえ、メンタルヘルス対策を福利厚生(経費)ではなく生産性向上や社会的貢献など経営課題(投資)として捉える、新たな発想で独自のプログラムを開発しました。2009年度から大規模企業と委託契約を結び、実践し成果を上げています。職場復帰を単に職場に戻るのではなく、しっかり働き続けることと捉え、ゴールに向け労働者と企業双方を支援するものです。
今回は、①過剰に「保護的な」対応からの脱却、②目標設定型の復帰プロセス、③育て鍛えるアプローチという3つのキーワードでその実践と成果を紹介いたします。
講師紹介
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慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 専任講師 / 慶應義塾大学ストレス研究センター 副センター長
白波瀬 丈一郎氏1986年慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部精神・神経学教室に入局。 故小此木啓吾博士に師事し、精神分析学を学ぶ。1997年から、産業精神保健活動に従事。2008年からKEAP(Keio Employee Assistance Program)の開発に取り組み、2009年から現場責任者としてKEAP事業を立ち上げ。内閣府、農林水産省、家庭裁判所調査官研修所、中央労働災害防止協会、神奈川県警犯罪被害者支援室、日本精神神経学会、日本精神分析学会、日本産業精神保健学会、日本思春期青年期精神医学会、日本精神分析的精神医学会、関東産業健康管理研究会,企業等で講師、シンポジストを担当。
慶應ストレス研究センターが考える『これからのメンタルヘルス対策』
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