6月5日 (木) 16:10 - 17:10(提供:株式会社セルム)
経営に資する「人材開発プラン」を構築する
〜「研修ありき」から抜け出し、経営のコミットを引き出す〜
経営に資する人材開発とは果たしてどのようなものか。「優れたリーダー育成」「強い組織基盤づくり」「強い人材基盤づくり」——そのポイントは? 株式会社セルム・吉村亮太氏より、具体的な事例とともにその考え方やノウハウを解説していただきました。
- 経営に資する人材開発を考える
- 経営に資する人材開発にとって重要なことは2つあります。1つは、経営トップの健全な危機感を伴った「変わりたい」という強い意志。そしてもう1つは、その意思に応えられるHRプロフェッショナルの存在です。では、「変わりたい」という強い意志がないと、どのような人材開発になってしまうのか。
「変革に必要なリーダー像のイメージが湧かない」、「人材や組織能力を高めなければならない必然性がない」、「人材開発の成果を厳しく問われない」——こうした状態では、ただ単に研修ありきの人材開発になってしまいます。そして研修ありきの人材開発は連鎖し続けます。「研修受講に対して現場は忙しいと反発」→「HRは良いプログラム、良い講師にするために検討」→「良い研修だったとは感じるが、成果に繋がる実感が持てない(受講者)」。これぞ研修ありきのBADサイクルです。 - リーダー育成・人材基盤づくり・組織基盤づくり
- 〜A社のケースを考える〜
▼社員数3000名、業界N0.2の機器メーカー
▼大きく2つの事業で構成され、現在X事業とY事業の売上比率は8:2という状態
▼X事業は、扱っている機器を販売する事業、Y事業は、その機器に配信するコンテンツを提供する事業
▼世の中一般的に言われている環境変化(人口問題、高齢化問題など)の影響やエンドユーザーの嗜好の変化も影響し、X事業の業績は数年来横ばいが続いている
▼業績自体は、決して悪くなっているわけではないものの、“ゆでガエル”状態になることを恐れた経営トップが、10年後にはこの事業比率を逆転させるというビジョンを掲げることで、「変わりたい」という強い意志を表明。
これに対して我々がお手伝いさせていただいたのは、「優れたリーダー育成」、「強い組織基盤づくり」、「強い人材基盤づくり」——の3つです。優れたリーダーがいなければ強い人材基盤を作ることはできず、強い人材基盤がなければ強い組織基盤を作ることはできず、強い組織基盤がなければ優れたリーダーを育てることはできない。つまりこの3つが三位一体となって立体的・複合的に絡み合っていなければなりません。 - では優れたリーダーを生み出すためには?
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- 1.新たなビジョン実現に向けて、どのようなリーダーが必要なのかを明確にする。
- 2.リーダー候補者(プール人材)の現状を可視化する。
- 3.求めるリーダーを育成するための施策を考える。
レポートはまだ続きます。気になる内容の続きはダウンロードしてお楽しみください。
- リーダー候補者の現状をマトリックスで可視化する
- マトリックスをどのように活用するべきか
- どのようにリーダー登用・配置を考えるべきか
- ディベロップメントをデザインする上で重要な3要素
- 強い人材基盤づくりを考える上でのキーパーソンとは
- 若手社員の現状について
- Young & Fastest trackの基本コンセプト
- 強い組織基盤づくりと、実行を阻害する「不文律」
- 経営に資する人材開発のKFS
提供:株式会社セルム
講師紹介
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株式会社セルム 企画営業部 部長
吉村 亮太氏国内大手研修会社にて東日本地域の営業責任者を歴任した後、ベンチャー企業の新事業責任者として新規事業の立ち上げに従事。その後セルムに入社。リーダーとしての覚悟を問う研修や、グローバルビジネスを支える人材を育成する研修を得意とし、中部支社立ち上げに参加したのち、新たな事業領域を開発する部署に異動し、責任者に就任。