6月5日 (木) 9:20 - 10:20(提供:株式会社ジールアスリートエージェンシー)
超・成長企業が新卒採用を成功させる秘訣とは?
〜事例を交え元Jリーガーと語る体育会系採用とは〜
いま体育会系人材に注目が集まっています。本講演では、こうした人材を採用することのメリットを整理、採用方法と活用法を論じます。講師を務めるのは、10年以上人材採用に関わり採用コンサルを手がけてきた作野秀二(ジールアスリートエージェンシー取締役)と、一昨年までジェフユナイテッド市原のプロサッカー選手だった星野崇史(ジールアスリートエージェンシー取締役執行役員)です。激戦が予想される2016年卒採用。前半では、この人材獲得競争に勝利して良い学生を採用する方法について作野秀二が話し、後半では、星野崇史を交えて、体育会というフィールドからの人材の獲得法を話します。
ジールアスリートエージェンシーは、インターネット上の誹謗中傷などの風評被害対策などを行っている会社です。社長の藪崎真哉は、柏レイソルで6年間プレイした元プロサッカー選手。その経験を活かし、体育会系人材という観点での人材採用・活用を推進するために、1年間の準備期間を経て2013年8月に会社を設立しました。
- 母集団形成と内定者フォローに注力しすぎると失敗する
- 新卒採用で、採用母集団や内定数が目標に対し大幅未達だったり、経費がかかりすぎていたりする場合は失敗といえます。そういう失敗採用の多くは2つの特徴を持っています。1つは、母集団形成に注力しすぎていることです。もうひとつは、内定者フォローに注力しすぎていることです。 企業に対する学生の志望度は、ゼロから始まり、企業と出会い、選考が進むにつれて高まってきます。そして、内定が出た後も高い状態のまま推移するのが理想です。ところが母集団形成に注力しすぎていると、いったんは上がるのですが、その後にかなり急激に下がり始めます。 もうひとつの内定者フォローへの注力しすぎは、別のカーブを描きます。志望度があまり上がらないまま推移するのです。いずれも内定辞退の可能性はかなり高いのです。
- 「購買心理の8段階」を採用フローに応用する
- わたしたちがお勧めするのは「購買心理の8段階」を採用に当てはめた戦略的採用フローです。だれがやっても採用でき、費用もそれほどかからない方法です。それぞれの会社の戦略的採用フローは異なるので、興味のある企業は直接ご相談ください。アドバイスいたします。ここでは考え方だけお話しします。
購買心理を8つの段階に分けると、注意・注目→興味→連想→欲求→比較・検討→信頼→決意・実行→満足になります。
これを採用に当てはめると、
【1】注意・注目(あれ、なんだろう、この会社は?)
【2】興味(なんだか面白そうな会社だなー)
【3】連想(ここに入社したら活躍できそうだ)→
【4】欲求(この会社に入社したい!)
【5】比較・検討(同業他社と比べるとどうなんだろう)
【6】信頼(評判も悪くないし、財務状況も大丈夫そうだ)
【7】決意・実行(よし、この会社に入社承諾しよう!)
【8】満足(行きたい会社には入れたぞ! 頑張るぞ!)
採用には若手社員をリクルーターに使うことが多いのですが、その話す内容も段階によって変えなくてはなりません。【2】【3】は説明会の段階ですが、ここで若手が話すのは「やりがい」です。しかし内定の前後の【6】【7】【8】の段階では「信頼」「安定」を話す方が効果的です。 - 体育会系人材という就職サイトに登録しない人材資源
- 就職サイトが登場して以降の採用・就職活動は、企業が就職サイトに自社スペースを設け、そこに学生が集まりプレエントリーすることから始まります。そしてプレエントリーした学生を採用母集団と呼んでいます。ところが就職サイトに登録しない一部の学生がいるのです。それが体育会系人材です。 登録しない・できない学生にもいろんなタイプがあります。まず強豪校の部活に所属している選手は、勝ち進むのでなかなか就活できません。仲間も就職サイトに登録していないので、就活を話しあうこともありません。 サッカーや野球のようなメジャースポーツでプロを目指している選手も就職サイトに登録しません。 監督やコーチが、選手の就活に消極的であることも少なくありません。学校が教員になることをすすめ、就活に積極的でないこともあります。 伝統的に先輩や就職紹介会社が入り込んでいることもありますし、監督が企業との強力なコネクションを持っていることもあります。 このような就職サイトに登録しない体育会系人材は、採用担当者が気付いていない人的資源と言ってもいいでしょう。
- 高く評価される体育会系人材の資質
- 4年生の12月まで試合、卒業後にフリーターになるアスリートも
- 忍耐力、素直さ、高い成長意欲と自己管理能力を持つ体育会系人材
- 集まる学生の8割は監督・コーチからの紹介
- 「アスナビ就活フェス」に300名弱の学生が参加
- 上位校学生対象の逆求人型イベント「就活プレミアムセレクション」
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提供:株式会社ジールアスリートエージェンシー
講師紹介
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株式会社ジールアスリートエージェンシー 取締役
作野 秀二氏大学卒業後、大手呉服会社に就職。 入社後10か月で700名もの新卒採用を手掛け、リクルーターとして活動。 2004年度最優秀リクルーターに輝き、その後エリアマネジャーを経験後、大手外食企業へ転職。 人材開発マネジャーとして新卒・中途採用や教育研修の構築、研修トレーナー、新入社員カウンセラーとして「人」に関して様々な角度から関わる。 2009年に独立し採用コンサルティング事業を手がける。 現在は、株式会社ジールアスリートエージェンシーの取締役事業部長として、体育会人材を中心とした人材紹介事業、採用コンサルティング事業を展開中。
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株式会社ジールアスリートエージェンシー 取締役 執行役員
星野 崇史氏浦和レッズユース出身。流通経済大学サッカー部を経てザスパ草津、ジェフユナイテッド市原に所属。パラグアイ2部リーグで活動後、2013年ジールコミュニケーションズに入社。 体育会人材紹介事業の立ち上げを経験し、現在は株式会社ジールアスリートエージェンシーの取締役執行役員として体育会人材と求人企業とのマッチングに従事。