一方で、「その職種への転職を考えているから(20代・女性・接客販売)」や、「今やっている仕事や業界が10年後存在しているとは思えないので(30代・男性・クリエイター)」などの、今後の転職やキャリアチェンジを視野に入れて副業を選びたいという理由を挙げる人も一定数いた。副業とは言え、“本業にすることを見越した上で試しに働いてみる”という動きが確実にあるようだ。
他には、「幅を持ったキャリア形成が出来そうだから。本職とは切り離して考えたいから(20代・男性・営業)」、「気分転換も兼ねたいため(20代・男性・営業)」といった声も上がっていた。
本調査では、『転職先候補の企業が「副業採用』をしていたら、受けてみたいと思うか?』とも聞いている。この問いには、9割に迫る86.1%の人が「はい」と回答。前述のように、副業をいずれ本業にしたいと考えている人にとっては、「副業」=「転職活動の一環」にもなり得そうだ。