「静かな退職」の認知度は48%で半数に届かず
「静かな退職(Quiet Quitting)」とは、仕事へのやりがいや熱意を抱かず、必要最低限の仕事だけをこなす働き方を指す。2022年に米国のキャリアコーチがSNSに投稿し、後に別のユーザーが投稿した動画が話題になったことなどから、注目されるようになったという。日本においては、特にZ世代の若年層において“がむしゃらに働くこと”が良しとされておらず、「仕事のために生きる」という考え方ではなく、「最低限の生活をするために働く」といった考え方が広まってきている。では、Z世代以外の世代の人々においては、こうした考え方はどのように捉えられているのだろうか。はじめにアクシスが、「静かな退職(Quiet Quitting)を知っているか?」と尋ねると、「知っている」が31%、「聞いたことはあるが、意味は分からない」が17%、「全く知らない」が52%となった。「静かな退職」という言葉自体を知っている人は半数に満たないことがわかった。