夏季休暇の取得日数は「3‐4日」が最多の33.3%。「3日以上」は約8割に
今年も夏期休暇の時期が近付いている。“夏”といえば楽しい季節を思い浮かべる反面、近年は記録的な猛暑や物価高等の影響もあり、夏季休暇を存分に楽しむにあたって障壁の多い状況になっている。そうした中、2024年の会社員の夏季休暇はどのような予定になっているのだろうか。はじめにMS-Japanが、「今年の夏季休暇の取得日数」を尋ねると、最多となったのは「3‐4日」で、およそ3分の1を占める33.3%だった。以下、「5-6日」が21.9%、「9日以上」が16.2%、「7-9日」が6.4%と続いている。また、ここまでの合計は77.9%となり、夏季休暇を3日以上取得する人が8割に迫ることがわかった。なお、「1-2日」(6.4%)との回答も合わせると、8割以上となる84.3%が日数を問わず夏季休暇を取得する予定であるようだ。
夏季休暇の取得時期は「お盆付近」が最多。若手~ミドル層では時期の分散化の傾向も
次に同社は、「夏期休暇を取得する時期」について尋ねている。その結果、「お盆付近」(61.5%)との回答に次いで多くなったのは「9月」で、24.2%が回答した。お盆期間中の夏季休暇取得が主流であるものの、“少し遅め”の9月取得も4分の1を占める結果となった。夏季休暇は「自宅で過ごす」人が半数超も、外出意欲は昨年と比べ高まっている傾向
続いて同社は、昨年と比較した「夏季休暇の過ごし方」および「夏期休暇の出費」の変化を調べた。すると、“過ごし方”については「よりアクティブに過ごす」が16.5%、一方の「より穏やかに過ごす」は13.3%で、「変化はない」が70.1%となった。人によって変化はあるものの、全体の傾向としてはあまり変化がないようだ。また“出費”については、「より出費が増える」が28.9%と3割に迫った一方、「出費は減る」は5%となり、出費が増えるとする人が多い傾向が見られている。