ビジネスパーソンの4割以上がリスキリングの経験あり
リスキリングとは「新たな職業に就くため、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために必要なスキルを獲得すること」を言う。政府が、従業員のリスキリングを推進する企業に対して助成金を拡充することを公表しているが、実際にリスキリングに取り組んだことのあるビジネスパーソンはどの程度いるのだろうか。マイナビはまず、「リスキリングをしたことがあるか」と尋ねた。最多となったのは、「したことはない」の55.3%で、半数以上のビジネスパーソンはリスキリング未経験であることがわかった。一方で、リスキリングの経験がある人の内訳は、「現在している/プライベートの時間のみ」が13.9%、「現在している/勤務時間のみ」が8.6%、「過去にしていた/プライベートの時間のみ」が23.5%、「過去にしていた/勤務時間のみ」が7.8%となった。現在もしくは過去にリスキリングの経験がある人で、勤務時間を使ったという人はどちらも1割前後で少数派となっていた。