実際に副業経験のある20代は「副業希望者」のうち約2割にとどまる
社会人経験が浅い20代にとっては壁もあると言われる副業だが、実際に副業を実施している20代はどの程度いるのだろうか。まず学情が、副業を希望する20代に「副業経験」を聞くと、「現在している」は12.2%で、1割程度にとどまった。「過去にしたことがある」の10.4%を合わせても、20代の副業経験者は、約2割にとどまることがわかった。
実際に副業をしているとした回答者からは、「収入が増え、自由に使えるお金や貯金できるお金が増えた」、「趣味を活かした副業で、収入だけでなく反響も得られるので、充実感がある」、「複数の仕事に取り組むことで、自己成長につながる」などのポジティブな回答があった。
その一方で、「新型コロナウイルスの影響で給与が減り副業しているが、本業だけで生活できるのが理想」、「就業後や休みに副業するので、数ヵ月間休みがない。本業だけで生活できるなら、副業は辞めたい」といった切実な声もあった。