「自社に家族・親族が関与している」という経営者が過半数
子どもを持ち、事業を牽引する経営者は「後継者課題」をどのように考えているのだろうか。はじめに、「自身の会社に家族または親族が関与しているか」と尋ねたところ、「関与している」は53%となり、半数を超えた。
7割弱が「配偶者」が経営に関与していると回答
先述の質問で「関与している」とした273名に、「(家族または親族の)誰が関与しているか」を尋ねると、最多は「配偶者」で68.1%だった。以降は「子ども」が33%、「親」が26%と続いた。後継者は「家族・親族」もしくは「家族・親族以外」のどちらを考えているか
続いて、「自身で経営の継続が難しくなった場合、誰が次の法人代表者を務めるか」を尋ねた。トップは「役員・会社従業員(家族・親族以外)」で45.4%が回答。以下、「配偶者」が21.9%、「子ども」が16.3%の順で続いた。また、「配偶者」、「子ども」、「兄弟姉妹」、「親」、「孫」および「その他の親族」などの“家族・親族”の合計割合は48.9%で、“家族・親族以外”の合計51%を僅かに下回った。