書籍・本 紹介/レビュー 『社長になる人のための経理とお金のキホン』前田 康二郎(著)(日本経済新聞出版) HRプロ編集部 公開日:2024/01/19 ジャンル: テーマ別研修組織風土雇用管理・賃金 キーワード: ガバナンス 人的資本経営 BCP(事業継続計画) HRプロのコラム『スタートアップ人事向け指南書』でおなじみの経営コンサルタントで作家の前田 康二郎氏が上梓した新刊。 社長になった瞬間から欠かせない経理知識を網羅してご紹介しています。“経理の本質”を理解して会社数字の見方がわかれば、経営や組織マネジメントに活用できます。本書は、経営者や幹部候補だけでなく、人事部門や事業部でマネジメントを行う方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。 【書籍基本情報】 書籍名:社長になる人のための経理とお金のキホン 著者:前田 康二郎 出版社:日本経済新聞出版 書籍発売日:2024年1月23日 連載中コラムはこちら▶スタートアップ人事向け指南書――“大企業出身者”の活躍支援 ツイート ブックマークする ▼内容紹介 経理を知らずに社長になるのは、地図を持たずに入山するのと同じ なぜIPOの審査では経理関連の質問が多いのか? 多くの新社長に共通するのは、経理への苦手意識。しかし、会社のお金を担当する経理は、経営の根幹のひとつです。 社長が経理の本質や概念を理解し、どれだけ経営に組み入れられるかが企業成長のカギといっても過言ではありません。 本書では、“経理のプロ”の筆者が「会社経営を成功させる金銭管理やマネジメントのコツ」を実践的に解説。 「スタートアップ」や「不正」、「人的資本経営」などの最新トピックを盛り込むリアルな事例と共に、経理のキホンがしっかり身につきます。「経理ハンドブック」として必携です! (版元ホームページより/HRプロ編) ▶▶この過去記事もおすすめ【HRプロ編集部 特別取材記事】不況で「つぶれない会社」にするには、社員の「計数感覚」を育てるべき――前田 康二郎氏インタビュー ▼目次 第1章 このような社長を目指すなら、経理はいらない 第2章 なぜ社長が経理を知っておいたほうがいいのか 第3章 数字の見方を社員時代の視座から社長の視座に変える 第4章 経理は会社の「万が一」を想定、対応するために役立つ 第5章 不正を「予防」し、社内から犯罪者を出さない 第6章 社長就任時に知っておくと良い経理関連業務 第7章 どのような経理人材を採用して体制を構築すればよいか 第8章 経理にITを最大限に活用させるコツ 第9章 利益を生み出す経理を育成していく 第10章 「プロ経理」がお勧めする、学生起業を失敗させないコツ 第11章 「プロ経理」がお勧めする、脱サラ起業、定年後起業を失敗させないコツ 第12章 「プロ経理」がお勧めする、前任者から引き継いで社長になった際の確認ポイント 第13章 「プロ経理」がお勧めする、同族企業の事業継承時にスムーズに代替わりするコツ 第14章 「プロ経理」がお勧めする、資金調達をしたベンチャー企業、スタートアップ企業が失速しないコツ 第15章 経理の観点から快適かつ利益率の高い組織を作る 第16章 社長が知っておくと役立つ「経理の知恵」あれこれ ▼著者プロフィール 【前田 康二郎(まえだ こうじろう)】 流創株式会社代表取締役 1973年生まれ。学習院大学経済学部経営学科卒業後、エイベックスなど数社で管理業務全般に従事し、サニーサイドアップでは経理部長として株式上場を達成。その後中国・深圳での駐在業務の後、独立。現在は利益改善、コンプライアンス改善、社風改善の社員研修、コンサルティング、講演、執筆活動などを行っている。 『スーパー経理部長が実践する50の習慣』(2014年、日本経済新聞出版)、『職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち』(2016年、日本経済新聞出版)、『つぶれない会社のリアルな経営経理戦略』(2020年、クロスメディア・パブリッシング)、『超基本 プロ経理が教えるお金の勉強法』(2021年、PHP研究所)ほか著書多数。 1 この記事にリアクションをお願いします! わかりやすい 0 学び・発見があった 0 もっと知りたい 3 業務に活かしたい 0