事業承継や廃業に悩む経営者がM&Aアドバイザーをスムーズに検索
昨今、日本企業の事業継承問題は顕著になってきており、数年前に比べるとM&Aという手法への抵抗感もなくなってきているようだ。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、業績悪化や廃業に悩み、M&Aという手段を検討している経営者も少なくない。だが、M&Aの専門会社は決して多くはなく、全国でも約300社程度にとどまっているのが現状だ。また、少数精鋭の企業が多く、人も足りていない。特に地方では、相談先が見つからずにそのまま廃業となってしまう企業も多いのは確かだ。
そこでVANDDD株式会社は、M&Aを検討している経営者に向け、信頼できるM&A専門家を掲載し、M&Aアドバイザーを検索できるサイト「M&Aサーチ」をリリース。そういった厳しい状況に追い込まれている企業に対し、早急な対応ができるようにした。
専門家のアドバイスによりM&A検討をスムーズに進行
「M&Aサーチ」には、時価純資産法が超過収益還元法などでレポート化される「株価算定レポート」、親族内承継の税法評価と相続を比較した「相続との比較レポート」を搭載。事業承継を検討している経営者が1人でも多くM&A専門家に相談できるよう、「M&Aサーチ」に専門家向けの無料システムを搭載することで、M&Aアドバイザーの参加も同時に募っているという。毎年、数万という企業が後継者問題等による廃業に悩んでいるとされている。また、新型コロナウイルス感染症拡大により、事業継承が緊急の課題となった企業もあるだろう。早急な対応が必要になった今、会社を残す術の1つとして、M&Aを前向きに検討する必要がありそうだ。