「プレスリリース」、言葉の意味まで詳しく知っている就活生は約2割に
企業情報を公式文書として公開することで、商品やサービス、企業の信頼性の向上に効果を発揮する「プレスリリース」。活用する企業も多い中で、就活生は企業研究や就職先選びにプレスリリースを用いているのだろうか。はじめにIDEATECHは、「『プレスリリース』を知っているか」と尋ねた。すると、「言葉の意味を詳しく知っている」(17.3%)と、「言葉の意味をある程度知っている」(22.7%)の合計は40%と、4割が「プレスリリース」について認知していることがわかった。
プレスリリース認知層の7割以上が「企業研究でプレスリリースを見た」と回答
次に同社は、「プレスリリースを知っている」との回答者に、「就職活動における企業研究の中で、プレスリリースを見たことがあるか」を尋ねた。その結果、「見たことがある」が72.7%、「見たことがない」が27.3%となり、プレスリリースを知っている就活生の7割以上が、企業研究をする上でプレスリリースを見ていることが明らかとなった。関心を抱いた内容は「新商品・新サービスのリリース」が最多
続いて、「企業研究の中でプレスリリースを見たことがある」とした回答者に、「どのようなプレスリリースに関心を抱いたか」を尋ねた。すると、「新商品・新規サービスのリリース」(62.5%)が最も多く、以下、「社会貢献」(46.9%)、「独自調査」・「業務提携」(いずれも37.5%)と続いた。「プレスリリースを見て志望度が高まった」との回答が9割を超える
また、同回答者に「プレスリリースを見たことで、企業への志望度が高まることはあったか」を尋ねた。その結果、「非常にある」(43.8%)と「少しある」(46.9%)の合計は90.7%と、9割にのぼることがわかった。対して、「就職活動における企業研究の中で、企業がプレスリリースを発信していないことで企業への志望度が下がることはあるか」を尋ねた。すると、「非常にある」と「少しある」(いずれも25%)の合計は5割と、「プレスリリースを発信していないことで企業への志望度が下がる」とした就活生は半数におよんだという。