コロナ禍により「従業員サーベイ」を重要視する傾向が高まる
新型コロナウイルスの感染拡大以降、従業員の心身の状況を尋ねる「従業員調査(サーベイ)」の活用を、企業の経営者や役員はどのように考えているのだろうか。はじめに同社が、「コロナ禍によって、第三者機関を活用した社内の従業員サーベイは重要になったと思うか」を尋ねた。その結果、「かなりそう思う」が36.7%、「ややそう思う」が39.4%で、肯定する意見は合計76.1%となった。
従業員サーベイが重要な理由のトップは「テレワークで従業員の状態がわからないから」
同社は、「第三者機関による従業員サーベイが重要になった」と答えた人に、その「理由」を尋ねた。すると、「テレワークで従業員の状態がわからないから」(57.8%)と、「不要不急の会話は避け、コミュニケーションが減少しているから」(56.6%)の2項目が多くの回答を集めた。さらに、自由回答では、「従業員の心理的変化には敏感になるべきだと思う」、「新しい働き方での従業員満足度が会社の生産性に影響すると思う」といった意見があった。