経済産業省(以下、経産省)は2022年5月17日、「令和3年度大学発ベンチャー実態等調査」の結果を発表した。本調査は、大学発ベンチャーの設立状況を定点観測するとともに、事業環境やニーズ等を調査し、その成長に寄与する要因等を分析することで、今後の政策展開に活用することを目的として実施しているもの。「設立状況調査」、「実態等調査」、「ヒアリング調査」の3段階で、2021年11月~2022年2月にかけて行われた。設立状況調査では759件、実態等調査では374件の回答を得ている。
調査結果から、大学発ベンチャーの企業数は、年々増加傾向にあることが明らかとなった。こうしたベンチャー企業は、社会・経済にイノベーションをもたらす存在として期待されており、政府としても政策展開に活用するため調査・分析を行っているという。今後も大学発ベンチャーの動向に注目していきたい。
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