9割近くの23卒生が既に就活を開始。情報解禁より「前倒しされている」との実感も
採用活動の早期化が進む中、23卒生の就職活動はどのような状況なのだろうか。はじめにライボが、「就活を開始しているか」を尋ねると、「はい」が88.2%、「いいえ」が11.8%となった。調査に参加した23卒生の9割近くが、既に就活を開始しているようだ。
あわせて、「企業の採用活動が3月の情報解禁よりも前倒しされていると思うか」を尋ねた質問では、「はい」が82.8%、「いいえ」が6.3%となった。8割以上が、「採用活動が前倒しされている」と感じていることが判明した。
“就活で重視すること”は「給与や待遇の良さ」が約7割でトップに
続いて、同社が「就活の企業選定で重視すること」について尋ねると、「給与や待遇の良さ」が70.2%で最も多くなった。以下、「職場の雰囲気」が67.6%、「仕事の業務内容」が64.7%などと続いた。「大手もしくは有名企業であるか」(26.9%)は3割以下と低く、「SDGsの取り組み」(9.2%)や「LGBTへの姿勢」(4.6%)についても、それぞれ1割を下回る結果だった。約6割が2022年3月時点で内定を所持。既に就活を終えている学生も
次に、同社が2022年3月時点での「内定状況」および「就活終了状況」について質問すると、「内定が出ている」が全体の60.1%となり、そのうち39.9%が「既に就活を終えている」と回答した。あわせて、「内定が出た時期」についても質問すると、最も多かったのは「2022年1月~2月」で66%に。以下、「2021年9月~12月」が37.5%、「2022年3月」が9%などという結果だった。
約9割が「就活オンライン化」に賛成。その理由とは
最後に同社は、「就活がオンライン主体となったことについての賛否」を聞いている。すると、「賛成」が66%、「やや賛成」が24.8%で、合計90.8%がおおむね賛成していることがわかった。また、「その理由」については、「移動などの交通費が浮くから」が92.1%、「同日に数社の選考を受けられる」が72%、「対面よりも緊張しない」が36.4%などとなった。