就業可能な社員への「ベビーシッター活用支援」により「休む」以外の選択肢を可能に
新型コロナウイルス・オミクロン株の流行により、子どもへの感染が増加傾向にあり、各地で保育施設の休園、学校の休校が相次いでいる。子どもが自宅待機となった場合、その保護者も共に在宅しなくてはならず、仕事を休まざるを得ないケースが多くなっている。働く上での不安を取り除くことで社員の多様な活躍を後押しすべく、これまでにもさまざまな人事制度を導入してきたというメルカリは、これらの状況を受けて、「特別休暇の付与」ならびに「ベビーシッターの費用補助」を決定した。今回の措置は、「家族のサポートによって休暇数が不足する」という社員の不安に対するケアに加え、就業可能な社員についてはベビーシッターの活用を支援することで、休まなくても就業を維持できるようにすることを目的としたものだという。今回の臨時措置の概要は以下の通りだ。
●利用条件
以下のいずれかに該当する場合・パートナーを含む家族が新型コロナの濃厚接触者またはその疑いがあり、サポートが必要な場合
・保育園や学校等の休園や休校、学級閉鎖により子どものサポートが必要な場合
●支援内容
・特別休暇の付与(上限日数なし)・勤務時間中におけるベビーシッターの費用補助(上限金額なし)
●対象期間
2022年2月1日〜3月31日●対象者
契約社員、インターンを含む全社員なお、社員本人やその家族・パートナー等が新型コロナに感染した場合は、同社が2019年に導入した、社員本人の病気・ケガを事由とした休暇を年10日間、有給休暇とは別に取得できる制度の利用が可能だ。今後も、新型コロナ対策のみならず、社員が安心して活躍できる環境の実現を目指していきたいという。